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グルジア
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前の夜に他の旅行者と話して、やっぱりカズベク山は朝早くしか見えない山だと確認してくれた。今日に行きたい
ところはかなり遠くて、必ずカズベク山が見たいので、朝7時起きる。他の旅行者も、同じ時ぐらい起きる。
洗面所はすごく狭くて、一人しか入れないので、私は入ることを待っている。待っているとき、
その隣にある裏側のドアを開いて、白く照らすカズベク山はすぐ目立つ(左の写真参照)。カズベク山というのは、
登山することもできるが、そのため案内者が必要で、少なくとも100ドル以上かかると聞いた。
しかも登山するとき、ちょっとだけロシアの領域に入るので、ある標高が高いところではロシアの軍人が立って
お金を要求するという噂もある。
水道がないので、洗面所には二つの大きな水が入っている鍋がおいてあって、人がいっぱいいるのでかなり ぎりぎり足りた。顔を洗った後、下の食堂で朝ご飯を食べた。Vanoも起きて、笑顔で挨拶した。そして 彼から二枚の双方にびっしり書きこんだ紙をもらった。前夜、かなり長く言語について話したとき、私は 彼にハングルの書き方を説明した。彼は少なくとも韓国語の文字を知らなかった…彼は天才だから、今では 多分ハングルを完璧に書けると思う。その代わりに、彼は夜に4ページにファルズィ語(いわゆるイランのペルシア語) の基礎・文字・文法を赤いペンと黒いペンでわかりやすく説明した。この人はすごいぞと再び認めた。
残念ながら、車にいる子供はその凸凹の道を楽しまなくて、ほとんどずっとげろげろしている。へどを吐かないとき、泣いたり 喚いたりなどをした。ずっと吐いてる子供を見る私は、自分もこれから気持ちが悪くなるかどうかと考え中だったが、結局 大丈夫だった。子供は本当にうるさくてかわいそうから、運転手は途中で3回止まって休憩した。 そのうち、ある綺麗な色のダムの前に止まったのはありがたかった。子供は吐いてるということに慣れたが、 泣き喚くことは段々耐えられなくなる。しかも車はマルシュルトカより早いと思ったが、トビリシまでの運転時間は 車でもっと長かった。午後1時半ぐらいやっとトビリシのディドゥベというバス・ターミナルに着いておじいさんに運賃を 出した。レストランを探そうとして、すぐ食堂をみつけた。そこに、カツレツ(実はハンバーグみたいなものだった)と シチュー、そしてレモネードを頼んだ。そのレモネードはグルジアでよく見てたので、やっと飲んでみたかった。だが、 本当に甘くて不思議な味がするからすごいまずい。その他にはコーヒーも頼んだ。全部で二人で6ラリしか払わなかった。
今日の目的地はトルコの国境に近いアッハルツィヘという小さい町だ。そこへ行くマルシュルトカはかなり早くみつけたが、 出発時間は午後3時でほとんど1時間の時間があった。今のマルシュルトカはドイツ製のフォードのマイクロバスで、 傍にはドイツの工業会社の住所などが書いてあった。新しそうバスは一体どういうふうにドイツからグルジアへ来たのかな と思った。運転手は、私はバスと同じく「ドイツ製」だと気づいたとき、すごい喜んだ。ヤフー!出発するまで、市場を 散歩した。エレバンの市場とほとんど同じだ。出発するとき、運転手はすごいアクセルしてできるだけ早く運転した。 まだトビリシを横断したとき、交通巡査に留められた。そうすると運転助手は巡査のほうに走って、彼らに何も言わぬお金を 出した。一瞬の出来事だった。議論せずただお金を出すというグルジア風の交通検問だ。 他の国には、人は少なくともなぜか賄賂を払わなければならないということを聞いてみるが、グルジアではそれは 必要ではなくなった。バスの中で、私は「Georgian Times」という英語の週刊の雑誌を読む。タイトルの下に 「この雑誌を買う人はグルジアの自由なジャーナリズムを応援する」というスローガンが書いてある。それはとんでもない。 実はその雑誌は何よりも政府に忠実な機関だ。「我々の大統領曰くように…」などの文章ばかりだ。 しかもバスの中に読書するのは挑戦だ。カスピやゴリなどの町が並んでいる広い中央の盆地のメイン・ロードはかなり 質がよいが、一車線の道路だ。運転手はエンジンが強い車があるので、すごい危ない追越をかけている。こういう運転スタイル はドイツで「絞首刑吏のような運転」と呼ばれている。あるところで盆地から離れて、また山地に入った。 綺麗な狭い谷づたいに行って、ボルジョミという保養地の町に入った。ボルジョミでは、美味しいミネラル・ウォーターが 作られて、グルジアでどこにも売っているものだ。 ガイドブックによって、トビリシからアッハルツィヘまでの運転時間は4時間だが、私達は3時間強の後に着いた。アッハルツィヘ に着いた前、途中で大雨が降ったが、降りたときに終わってよかった。バスの中には、到着した前に喧嘩が勃発してしまった。 ある乗客から2ラリの運賃が要求されたが、彼は1ラリだけ払いたかった。そのため、大騒ぎして皆が降りた後に外でもっと激しく なってしまった。
もう遅くて太陽がすぐ沈むので、観光しようとした。ちょっとだけ中心から離れると、横町に伝統的な住宅が見える。 だいたい木材から作って、きれいだ(写真参照)。近くには、丘の上に教会が建ってある。丘を登りながら車が私達の 隣に止まって、中には4人の男の人が座った。「これからどこ行くの?」と聞かれて、「教会を観光する」と答えたとき、 男の人は「案内してあげるよ!教会の前に待ってるね!」と言った。だが、それ以外は一人もいなくて車に座った人達は 本当にいい人かどうか分からなかったので中心に戻った方がいいと思った。 レストランに入って夕食を食べた。私達は唯一の客だったので珍しかった。また外に出ると、酔ってる人が後ろから近づいてきて、 喧嘩腰の口調で何かを叫んでかなり早く近くなってきた。やばいなと思って、次のバーという他の人がいる場所に入った。 アッハルツィヘというのは、暗くなると外に行かない方がいいかもしれない。それに加えて、観光客があまりいないので、 じっと見られていることが多い。 |
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