城の塔で、Zamek (お城)自体が始まる。塔の隣にある門から
入ると、まず Dolní hrad (下部城)がある。この部分は
13世紀に建築され、町の最古のところだ。お城の中には、様々な中庭があり、その中庭の
詳細な壁画は素晴らしい。もっと中に入ると、結局 Horní hrad (上部城)
に入る。外から見ると、上部城の建物は暗くて重々しい。下部のお城には入ることができないが、
上部のお城のツアーがある。そこには、画廊や劇場、ルネサンス様式のルームなどがある。
入場料は 130 Kč (学割50%).。
チェスキークルムロフのお城の下部
お城の中庭にみえる壁画
お城を横断すると、最後に高い橋に達する。その橋は
Most na pláštl (お城の橋)と呼ばれている。橋の下にヴルタヴァ川を越えて
Vnitřní Mésto (中町)に入る道がある。橋の後ろには、
ロココ様式のお城の劇場と綺麗な Zámecká zahrada (お城の庭)が亘っている。
橋の下の道を歩いて中町に入ると、まず狭くて迷いやすそう横町がある。そこには、無数のお土産の店が
密集している。チェスキー・クルムロフには観光客が非常に多くて、それに応じる店と施設が当然ながらたくさんある。
どういうふうに横町を歩いても ― 結局中心的な nám. Svornosti (統一の広場)に着くのは
已まれず。
外町の歴史的な横町
nám. Svornosti(統一の広場)に建ってあるペスト記念塔
統一の広場では、チェコの町によく見えれるバロック様式のペスト記念塔が建ってある。チェスキークルムロフの
ペスト記念塔は1716年の作品だ。それ以外は、ツーリスト・インフォメーションが入っている
ゴシック様式の市庁舎がある。建築様式の多様性をほとんど完全にするため、ルネサンス様式の民家も並んでいる。
美術に興味のある方にとっては Egon Schiele(エゴン・シーレ)のギャラリーがある。
そこから100メートルも離れていないところには Kostel sv. Víta
(聖ヴィート教会)という15世紀のゴシック様式の教会がある。
レストランなどを探すのはチェスキー・クルムロフで必要ではない。観光客が大いので、
市内には無数のレストランや喫茶店などがある。しかもレストランの質は中々いい。
チェスキークルムロフはオーストリアに近いので、特に日帰りで来るオーストリア人の観光客が
多い。そのため、レストランなどには英語以外にドイツ語も通じる。観光地なので、
値段はプラハより安くてお得だ。