ハレ大学で留学しようか！？

小史・一般的な情報

ハレ大学の小史 ハレ大学すなわちマルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルクというのは、独語圏では最古の大学の一つである。まず、この大学は1502年にザクセン選帝侯のフリードリッヒによってヴィテンベルグ市では建設された。 M・ルターとPh・メランヒトンの影響下でハレ大学はキリスト教の宗教改革の中心になってきたと考えられている。次に、この大学は1694年にブランデンブルグ選帝侯の3代目のフリードリッヒによってハレ市でも開校された。有名な法律者の Ch・トーマズィウスや有名な宗教学者の A.H・フランケなどの人物がハレ大学で教えたと言われている。
これらの人々によってハレ大学は最初の啓蒙主義の中心の一つになったのである。ハレ大学の開校にはヴィテンベルグ市の大学と同じようにドイツ全国で行われた大学の教育改革という意味があった。 1817年にはハレ大学はヴィッテンベルク大学と統一され、ヴィッテンベルク市での教育活動は終了したが、19世紀から20世紀前半までハレ大学で研究や教育が発展したという。マルティン・ルター大学という名前は1933年11月10日につけられた。
ドイツ統一からの発展・ハレ大学の国際化 東ドイツの政府の下では政治的イデオロギー的圧力が強く、物質的にも衰退したが、多くの分野では研究が最高のレベルで続けられた。ドイツが統一してからは 300人以上の教授のポストが新しく人選されることになった。その教授のポストは半分が外部の学者に与えられ、3分の1が女性の教授に与えられていた。こうして、学者の波が押しよせたため、ハレ大学は世界の大学とコンタクトをとって交流をひろげている。現在はハレ大学は世界中に22の交換大学がある。近年にはイタリアのナポリ大学や日本の専修大学や上智大学などとそのような提携をした。

ハレ大学には 1万3200人の学生が入学している。講義やゼミナールはほとんどの専門でこんでいないし、演習や実習の順番待のリストもない。通常の学部以外に専攻分野の施設もある。１９８２年から日本の学生もハレのマルティン・ルター大学で勉強することができ、大学生と大学院生にとっていろいろな可能性がある。ハレ大学はいろいろな日本の大学、例えば→専修大学、 →上智大学、 →武蔵大学、 →麗澤大学と関係があるからドイツ語を勉強している学生も他の専門を勉強している学生もハレのマルテｲ・ルター大学に留学して経験を積みませんか。
ハレは昔から大学の町として有名で、マルティン・ルター大学の専門分野が広くて、ハレの町にもいろいろな文化的歴史的なものがあります。次のページにはハレの歴史とハレの町とハレ大学について情報が書いてありますからどうぞ見てください。
ハレ大学での勉強に興味がある方はハレ大学の →http://www.verwaltung.uni-halle.de/DEZERN2/aaa/ とか→http://www.studienkolleg.uni-halle.de などの情報のページを見てください。
まず、大学生としてハレに留学について考えている方のために説明します。どんな日本の大学から来るかによっていろいろなプログラムがありますがここは一般的な情報です。
ドイツの大学で勉強する場合、ドイツの大学の一年は二つの学期に別れている。初めはヴｲンターゼメスター／Wintersemesterという１０月から３月までの学期で、次はゾンマーゼメスター／Sommersemesterという４月から９月までの学期だ｡講義がない期間は2月半ばから４月半ばまで、そして７月半ばから９月までだ。講義とかゼミなどはたいていヴｲンターゼメスターに始まる｡毎学期、講義などの内容が変わるのでゾンマーゼメスターにも勉強を始めることができる。日本の学生としてハレ大学に留学する時には自分の専門を勉強しながらドイツ語のコースに出ることもできる｡このドイツ語のDaFコース（DaFというのは外国語としてのドイツ語のコース）は国際グールプでいろいろな国から来た学生、例えばロシア、アフリカの国､イタリ、スペイン、アルゼンチンなどの国空の学生，と一緒に週４回ぐらい勉強したり、近くにある見所に遠足に行ったりする。このコースの内容は地域研究とか文化とか音声学などだ。それ以外はハレ大学でいろいろな自由選択のコース、例えば外国語 ― 英語､フランス語､スペイン語とかスポーツコースなどがあって、これも面白い。一つの学期が終わるとCertificateがもらえる。
また、大学院生としてハレ大学に来る方は個人的な勉強の希望にそって指導をうけることができる。また、毎年２月にヴテンベルクで一ヶ月ぐらいのドイツの集中コースがある。このコースは例えばハレ大学で勉強し始める前の予備コースとしても適している。