Nové Město (新市街)という古い地区の名前は誤解を招きやすい。
この地区は中央駅から始まり、旧市街を完全に囲む。名所の内、長くて華麗な
Václavské nám. (ヴァーツラフ広場)というプラハの最高級の店が並んでいる
大通りがある。それに加えて、Národní muzeum(国立博物館)
や印象的な建物に入っている Národní Divadlo(国立オペラ劇場)などがあり、
中央駅から数百メートルしか離れていない。他の博物館や新市街の市庁舎などの見ごたえのあるところもある。
残念ながら、ヴァーツラフ広場は魅力的な雰囲気を失った:どこでもネオン灯がぴかぴかするセックス・ショップ、キャバレー、
レートが悪い為替所などが広まってしまった。
Staré Město(旧市街)は新市街の北西にあり、あまり広くない。
新市街の境としては Na příkopě, Národní や 28. října
などの環状道路のようになる通りがある。要するに旧市街はヴァーツラフ広場の北端に始まる。真中には、いつも
数えられない観光客が大混乱している Staroměstské nám.(旧市街広場)がある。
この中世期のままの広場はかわいらしくて雰囲気がとてもよい場所であったが、特に天気がいい日には、
人が多すぎて見学するのは全く楽しくない。当然ながら観光客に応じる店などが多いが、値段が高い。
市庁舎についているゴシック様式の天分観測時計
旧市街の市庁舎の立派な隣接建物
旧市街広場には Staroměstská Radnice(旧市街の市庁舎)という立派な建物が
ある。外壁には大きいゴシック様式の Orloj(天分観測時計)がつけている。
→Olomouc(オロモウツ)の市庁舎にもある時計と対照的に、この時計はオリジナルだ。
正時ごとに、上にある窓から小さな人形が出てくる。同時に数千人のカメラはぱちんとする。どっちのほうが面白いのは
人によって違うかもしれない。それ以外はヤン・フスという宗教革命者の像とバロック様式の
Kostel sv. Mikuláše(聖ミクラーシュ教会)、そして遠くからわかる
無比の Matka Boží před Týnem(聖母マリアのティーン教会)
が建ってある。このゴシック様式の教会の現在の形は14世紀からで、80メートルの高さの塔が二つある。特に
塔の形は比べられないものだ。
そこから東方へ進むと、わかりやすい Prašná brána(火薬門)
がみえる。この門を通り過ぎると、新市街から旧市街に入ることができる。「門」より「塔」が相応しい言葉だ。
高さは65メートルで、上ることもできる。