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Postojna(ポストイナ)の鍾乳洞
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ポストイナ鍾乳洞の石筍
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スロヴェニア、もっと詳しくいうと首都リュブリャナとアドリア海の海岸の間の地方には
かなり広いカルスト地形の高原が広がっている(詳細は→スロヴェニアの自然)。
カルストの典型的な特色が多くて、それの一つは鍾乳洞だ。スロヴェニアだけには全部で6,000の洞窟があるが、
一番有名なのは Postojna(ポストイナ、別名 Adelsberg・アデルスベルク)という首都の南西
へ約65キロ離れている場所にある。ポストイナは高速道路沿いにあるので行きやすい。その鍾乳洞は
Postojnska jama(ポストイナの洞窟)と呼ばれている。実はそれは絡み合った洞窟の
地下の空間で、世界の第三番目に大きい洞窟だと言われている(しかし他のもっと大きい洞窟が発見されている可能性
もある)。ポストイナの鍾乳洞は昔からよく知られ、1818年以来調査されたものだ。その洞窟は
約10万円前以来発生して、長さは約27キロだ。
鍾乳洞はどこか勝手に地下に流れ込んでいる小川に作られたもので、ポストイナ洞窟もそうだ。この鍾乳洞は
自分で歩いて見学することができなくて、ツアーだけで入ることができる。そのツアーは1時間半ごろかかって、
まず小さいトロッコで始まる。最後の部分は徒歩で行きまわることになる。
ポストイナにはコンサート・ホールやホライモリという盲目の白い生き物、そして鍾乳洞の特色の石筍などがみえる。
しかし一年中約80万人の観光客が来る。その上、ポストイナは大分前から知られている場所なので、
人間による損害が非常に多い。ガイド付きのグループは大きすぎて時間があまり足りない。これはディズニーランドみたいな
場所だ。初めて洞窟に入った場合には、印象的なツアーになる。他の洞窟を見たことがある場合には、がっかりする。
ツアーの料金は2,000トラール。開館時間は季節に応じてよく変わる。夏には正時ごとにツアーがある。
洞窟の入り口の周辺にはレストランや屋台、お土産を売る店などが多い。リュブリャナから一日中数本のバスがある。
運賃は2,120トラールで、所要時間は1時間以上。ポストイナより自然のままの洞窟は
Škocjan(シュコシャン鍾乳洞)だが、中々行きづらいところにある。
Trieste (Trst, トリエステ)、イタリア
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トリエステからトリエステの旧市街を覗く
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イタリアのほうがお金持ちではないだろうか!?とにかく母音を買うほどお金があるらしい。スロヴェニアは
お金がないので母音を買えることができなくて、「Trieste」を Trst(トゥリッスト)と呼んでいる。
母音が少ないのはやはりスラヴ語の特色だ(参照:→チェコ語)。
トリエステはスロヴェニアの都市ではないか、それでも深い関係がある。この町は紀元前2世紀に創設され、それ以来よく
発達した。名前の意味はただ 市場の町だ。1236年、トリエステはベネチアとの絆を断って
自由な町になることを推進した。その後、トリエステは自由意志からハプスブルク家のオーストリア
に加盟した。ハプスブルク家はそういうふうに地中海の大切な海港都市をもらったので、トリエステの加盟は大歓迎であった。その為、
様々な特権が与えられ、トリエステは黄金時代を迎えた。多種多様の宗教や少数民族があったので、トリエステは
コスモポリタンな年になった。.
数百年間イタリアと関係がなかったのに、トリエステは第一次世界大戦のオーストリア帝国の敗北の後に
イタリアの手に落ちた。従って、トリエステは無数の港の町の一つになって、重要性を失った。1945年、
トリエステはユーゴスラビアのパルチザンに占領された。1947年のパリ協定によって、町は
Territorio Libero di Trieste(自由な領域トリエステ)になって、二つの地区に分けられた。
ゾーンA は町自体とその郊外であって、連合国に管理された。ゾーンB は背後地域であり、ユーゴスラビアに管理された。
こういう状態は1975年に確認された。しかしスロヴェニアが独立を宣言した後、様々なイタリアの亡命者は
償還請求を出したので、問題が起こした。
町の雰囲気は多様的だ。中世期、ベネチアやハプスブルク家などの雰囲気の組み合わせがみえる。その上、
素晴らしい要塞がある。町は賑やかで、交通は本当に酷い。それだけで「さすがイタリアだ」と思っても良いだろう。
スロヴェニアのヒンターランドと深い関係があり、国境を通過するトラックや車などは多い。
その周辺は明らかにブーム中で、新しい工場などが多い。リュブリャナから行く場合には、まずバスで海岸の町
Koper(コーペル)まで(1940SIT)、そしてそこからトリエステまで(550SIT)
へ行くことはベストだ。一日中数本のバスがあり、所要時間は全部で2時間以上。
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