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クロアチア国内の大自然の多様性は素晴らしい。一つの地方は Podravina(ポドラヴィナ)
という完全に平らな低地がある。その辺はパンノニア平原の一部で、→ハンガリー
との国境沿いにわたっている。Sava(サヴァ)川の大きい川谷はその地方に入る。
続いて、緑の山が多い Slavonija(スラヴォニア)という地方があり、その山の標高は1000メートルぐらい達する。
クロアチアの中部には Kordun(コルドゥン)という丘陵の地方がある。北西クロアチア人は
西方へ平らになる Istra(イストラ)半島に占められている。一番嶮しくて有名な地域は
Dalmacija(ダルマチア)と呼ばれている。
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クロアチアの特殊:断崖絶壁とよく澄んだ海水
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峨々たる海岸の後背地には平均標高1,500メートルの Dinara(ディナル)山脈の山の背が
聳えている。その山脈は→ボスニアとの国境になっている。
イストラ半島からディナール山脈までは石灰が多くって、素晴らしいカルスト地方
という石灰岩地域の溶食地形がある。その地方には無数のポリエ(大きな凹地)、ドリーネ(すり鉢状の小凹地)、ポノル
(大量の水が勝手に地下に流れ込んでいる穴)、石灰洞などのカルスト地形の特色のものがある。
1000個以上の島のあるダルマチアの海岸はクロアチアの一番大きいアトラクションだ。
澄んだ海水とその島々、そして様々な古代の町は毎年数百万人の観光客をおびきよせる。
隣国の→ボスニアと→セルビアは
そんなに素晴らしい風景を提供していないので、観光客の人数を見るとクロアチアは新ユーゴの諸国の第一だ。
ほとんど全てのポリエや山脈と島は北西から南東へ延びている。それの理由はプレート・テクトニクスだ。活発なプレート
があるので、クロアチアには偶に強い地震がある。
クロアチアの最高峰の名前は Dinara(ディナラ)で、標高は1830メートルだ。当然ながら、その山は
ディナル山脈にあり、Knin(クニーン)という都市に近い。もちろん、地形も海流も 気候に大きい影響を与える。
ディナル山脈のおかげで、寒風が海岸に達さなくてそこの冬は短くて温暖だ。その代わりに北方には冬は寒くなるところが多い。
海岸沿いの夏は暑くて降水量は少ないが、海風のおかげで気温は温和だと感じる。海流は南から北へ進むので、夏には水温は
高くて冬には水はあまり寒くならない。
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