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デブレツェンには、面白いところは全て中心的な Kossuth tér(コッスト広場)に近い。
Lajos Kossuth (ラヨス・コッスト)は1848年の革命の先導者の一人だった。広場の真中にはコッスト記念碑が
立っている。広場に面している建物を見ると、まず黄色くて大きい Nagytemplon(ノージテンプロン、大きい教会という意味)
という改革派(カルヴィン派)教会が目立っている。擬古典様式で作られた教会は19世紀に古い教会から残った土台の上に建てられ、
その広場の一番大きい建物だ。教会の前は人気のあるミーティング・ポイントで、いつも賑やかだ。教会の裏側には
小さい公園と Déri Múzeum(デーリ博物館)と改革派の神学院がある。
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Nagytemplom(ノージテンプロン)という中心の大きい教会
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特に Piac utca(市の通り)には様々な古い建物が並んでいて、19世紀の建築ブームの証しである。
その内、コッスト広場に面している膨大な Hotel Aranybika という高級ホテルがある。すぐ隣には綺麗なティサ宮殿の建物がある。
そこから200メートルぐらい南へ行くと、Révész tér (レーヴェース広場)に面しているもう一つの教会がある。
その教会は Református Kistemplom(改革派の小さい教会)と呼ばれて、特に珍しい塔のために
すぐ目立っている。その塔は明らかに未完のものだ。教会全体は1726年に完了されたが、一年後その建物が
焼け失せてしまった。再建されたとき、まず真鍮製の屋根、続いてネギ状の丸屋根がつけられた。然し、その塔は
1907年に暴風によって壊され、完全に崩壊する必要性があった。市民たちはそれを神意にして塔の再建を放棄した。
その代わりに、上に凸壁だけを作った。
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この教会はいつか塔を失った
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その教会で東方へコッスト通りに曲がると、すぐ左側で Csokonai Színház(チョコナイ劇場)
が立っている。同じ通りをたどると、尖った塔のある Görög Katolikus Templom(ゲレグ・カトリック教会)
が見える。それに加えて、様々な素晴らしい民家やハンガリーの青年派様式で作られた建物などがある。
びっくりするほど小さくて綺麗な Városháza(市役所)も見応えのあるところだ。
まとめると、デブレツェンには必見の名所があまりないが、町の雰囲気はとてもよい。
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