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ドブリッチ

一般的な情報

ドブリッチ
  • 地名: Добрич(ドブリッチ)。ローマ字の書き方は "Dobrich"。 オスマン帝国とルーマニアの支配下のとき、ドブリッチは Bazargich(バザルギヒ) と呼ばれた。町の共産主義時代の旧名は Толбухин(トルブヒン)であったが、 1990年にドブリッチという伝統的な名前に変名された。
  • 地名: 南へ40キロぐらい行くと、→Варна(ヴァルナ)という黒海にある大都市に着く。 北へ同じぐらい距離を行くと、→ルーマニアとの国境がある。 ドブリッチは Добруджа(ドブルジャ)の南部というドナウ川の南方に わたっている肥沃な高原の中にある。ドブリッチはブルガリアの一番北東の町だ。
  • 人口: 約10万人。ブルガリアの最大の都市の一つ。 →ルーマニアにある コンスタンツァ市の後、ドブルジャ地方の二番目に大きい都市。.
  • 町の姿: ドブリッチは昔創設された町で、長い歴史があるが、町自体にはそれの証拠となる建築物がほとんどない。 ドブリッチは昔に何回も崩壊されたので、廃墟さえが残っていない。中心部の眺めは郊外と同じ ―  多様性がないコンクリートのアパートが並んでいる。それに加えて、幅が広いコンクリートの道路もある。 あまり滞在するはずではないところだ。
  • 歴史: 上述のように、ドブリッチは 南ドブルジャという地方の中心だ。 ドブルドシャは北部と南部に分かれ、北部は現在に→ルーマニア の領地だ。ローマ時代から、この肥沃な地方は 穀倉地帯として使われて、紀元前500年には最初の町のような部落が創設された。この辺はブルガリアの 一番北東の地方で、 トルコの少数民族は他の地方と比べてかなり強い。 その内、ガガウズ人というキリスト教のトルコ人(参照:→Comrat(コムラト)・ガガウズ自治共和国) がいる。 ブルガリアは1877年に オスマン帝国からの独立の宣言と共に、ドブルドジャをルーマニアと分け合った。1916年には、ブルガリアは ドイツの軍隊と一緒に北部を侵略したが、ルーマニアは4年後北部も南部も併合した。1944から、現在の 国境が決められた。土地は肥沃なのだが、人が少ない。農業以外には産業などがほとんどない。 今日は特に 小麦、トウモロコシ、ヒマワリやテンサイが栽培されている。沿岸のほうはリゾート地だ。
  • 往路: 鉄道網はドブリッチを含まれていないので、バスだけで行ける。しかし、ブルガリアの長距離バスの制度はかなりいいので、 各地からドブリッチまで行ける。一番近い大都市は黒海にある→Варна(ヴァルナ)だ。 約20キロ北へ行くと、 Кардам(カルダム)という小町に近い隣国の →ルーマニアへの国境通過点がある。それを越えてもっと北へ行くと、数十キロ後 Constanta(コンスタンツァ)という黒海の汀にある大都市に着く。


  • 見所

    写真で見えるように、ボブリッチはあまり魅力的な場所ではない。もっとはっきりいうと、観光客にとっては この町はあまり面白くない。しかし、それもブルガリアの一部だろう。中心には Етнографически Музей (民族博物館)があり、 その中で昔のドブリッチの様子が見える。

    ドブリッチのコンクリート塊になった中心
    ドブリッチのコンクリート塊になった中心


    周辺

    ドブルジャは肥沃な高原なので、農業が大規模にされている。 特に小麦、トウモロコシ、ヒマワリ、テンサイや海岸沿いにワタが栽培されて、 ヒマワリの畑はきれい。所々で、ブドウも栽培されて、ワインが作られている。 東にある黒海の海岸沿いには→Варна(ヴァルナ)の北方で 夏のリゾート地が並んでいる。その内、中々有名な Златни пясъци (黄金の海岸) Св. Константин (聖コンスタンティン)、そして Албена (アルベナ)などの中央ヨーロッパの中ですごく 人気のあるリゾート地があり、シーズンになると観光客がすごく多くなる。


    宿泊

    同じ日に違う場所へ進んだので、詳しい情報がない。観光地ではないので、 ホテルなどが少ないだろう。それに加えて、ドブリッチで長く滞在する理由があまりない。


    リンク集

  • bulgaria.domino.bg/dobrich
  • ドブリッチについての英語とブルガリアのページ。その他には ドブリッチについての情報があまりないらしい。なぜだろう!?
    ドブリッチについての面白いホームページを持っていますかまたはご存知ですか? その際には住所を知らせてください。確認した後、ここにリンクを入ります。 商業上のホームページはお断りです。 メールのリンクは左側のメニューに入っています。


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