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山々を巡らしている Розовата Долина (バラの谷)の前景は
素晴らしい。北には標高が高いバルカン山脈、南にはなだらかな丘が広がっている。
それに加えて、長いバラの谷にはワインや花などの畑が広範囲に亘っている。
世界中で有名なのはカルロヴォとカザンラクの間にあるバラの栽培だ。
バラの栽培は地形的に恵まれた条件のおかげでありうる。北には標高が高いバルカン山脈があるので、
真冬にも寒くならない。ここで栽培されているのは油脂バラというバラの一種。
しかし、バラ油の生産はものすごく手間かかる。1キロのバラ油を作るため、3.5トンのバラの花が必要だ。
一人の花を摘み取る人は一日中多くとも35キロを摘み取れる。要するに1キロを作るためには1人は100日間ぐらい
かかる。それに加えて、耕地単収は非常に低い。1キロを作るためには1000ヘクタールが
必要だ。要するに単収は1グラム/ヘクタール。そのため、バラ油はすごく高くて、黄金の二倍ぐらい。
そのため、バラ油は「ブルガリアの金」と呼ばれている。バラ油の世界の生産量の8割ぐらいはブルガリアで
作られている。バラ油は高級の香水の材料として使われている。その香水は明らかにかなり高い。
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バラの谷とバルカン山脈
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バラの谷で何が見えるだろう?カルロヴォにはバラの博物館がある。
その他にはバラの祭りなどもある。田舎のほうで、様々なバラの耕地が見える。
バラは7月から8月まで咲いている。バラ油の生産の上、ラベンダー、ハッカ、サルビアなどの油も
ワインも生産されている。
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