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オルヘイは同名の Judetul(県)の中心で、オルヘイ県の人口は約30万人だ。
モルドヴァ全体と同じく、その人口の大部分は村のほうで住んでいる。オルヘイはその辺の大切な
市場である。郊外には工場もあるが、煙突からは煙が全くでなくて何でも潰れてしまったらしい。
市民によって、町にも周辺にも仕事が全くない。
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オルヘイの中心の市場 |
毎週の木曜日は農業の市が立てる。そのとき、周辺からの農家が集まって農産品を売っている。ハーブと
野菜、果物と動物 ― 何でも買える。それに加えて、洋服と中国製の日常生活の物なども売られている。
因みに、一羽の鴨の雛の値段は7レイ(60円)かかる。特に鶏と鴨のヒナを買う人が多い。農業の市場は
Str. Piatra Neamţ(ピアトラ・ネアムツ)通り沿いに広がっている。
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パギス通りにある小さい教会
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オルヘイの中心には緑が多いが、ほとんど全ての建物はぼろぼろしている。この町はブーム中の首都と
全く違って、本当のモルドヴァの状況を反映している。文化の宮殿や他の建物は益々ダメになっても、
教会を修理するためのお金がちゃんとあるらしい。然し、中心自体には教会が全くないのは珍しい。
中心から数百メートルだけ離れると、すぐ鄙びた風景になる。
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